インデックス投資実践記~新興国株式編 | ますい画伯とインデックス投資?

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インデックス投資実践記~新興国株式編

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吊ら男さん



吊ら男さんの記事はわかりやすいですね。

当ブログでは、新興国株式日記のついでに、MSCIエマージング・マーケット・インデックスの配当込みかなしかについて、最後にまとめてみました。



新興国株式インデックスファンドまとめ


インデックスデータ
2015/9/25
信託報酬(税込)信託財産
留保額
純資産
(億円)
ひとこと
目論見書実質コスト
M
S
C
I





eMAXIS新興国株式0.65%0.91%
2015-1
0.3%224.9純資産額がこの中で最大。
SMT 新興国株式0.65%0.94%
2015-5
0.3%114.9年2回決算。
インデックスファンド海外新興国株式0.59%0.94%
2014-11
0%53.6諸費用が別途0.1%かかる。
旧、年金積立。
Funds-i 新興国株式0.65%0.87%
2014-9
0.3%15.4実質コストは安いが、純資産が少ない。
i-mizuho 新興国株式0.63%0.95%
2015-5
0.3%1.8販売チャネル拡大中。実質コストはあくまで概算(※参照)。
New!三井住友
DC新興国株式
0.60%0.97%
2014-12
0%1.1信託報酬安いが、先物使用のせいか実質コストは高い?
FT
SE
EXE-i 新興国株式0.25%
FOF 0.14%
0.56%
2015-5
0%20.9ETFを組み合わせた非インデックス。SBIポイント対象外。


  • ※i-mizuho 新興国株式は、ファミリーファンド方式をうたっていながら、マザーファンドを通じてiShares Core MSCI Emerging Markets ETF(総経費率0.18%)に約99%投資してます。
    (訂正)ファンドオブファンズのように書いてましたが、ファミリーファンド方式です。
  • EXE-i の参考指標はFTSE・エマージング・インデックスで、他のMSCIエマージング・マーケット・インデックスとは違うので、比較は参考程度にしてください。


三井住友・DC新興国株式インデックスファンドは一般売りが始まったばかりです。
純資産額はまだ1.1億円しかなく、1年の騰落率(後述)もいい方ではありませんが、今後に期待したいところです。

この中で、自分はをつけた2ファンドに投資しています。



今月のインデックス投資実践記~新興国株式編はこちら。


新興国株式150901


銘柄約定日9月24日




eMAXIS新興国株式
@SBI証券
(決算日)1月20日
基準価額
平均取得
保有口数
総投資額
11,857
10,116
968803口
¥980,000
評価損益
評価損益率
¥+165,222
(+16.9%)
(年金積立)インデックス
ファンド海外新興国株式
2013/10/9 全売却
売却損益
税金
分配金(税込)
¥+156,892
¥-15,919
¥534
損益計
損益率
¥+141,507
(+15.7%)
EXE-i 新興国株式
@SBI証券
(決算日)5月12日
基準価額
平均取得
保有口数
総投資額
9,442
11,081
126346口
¥140,000
評価損益
評価損益率
¥-20,708
(-14.8%)
合計¥+286,021
(損益は信託財産留保控除後。)


赤丸のところで、それぞれ1万円ずつ積み立てました。

たまたま下がったところで購入できてラッキーでしたが、そのおかげで最大70万円近くあった利益が+286,021円まで小さくなりました。これはこれで、毎月自動積み立てしていきます。

今月は、各ファンドの騰落率とベンチマークとの乖離について調べてみました。



MSCIエマージング・マーケット・インデックス配当込み?込まず?


インデックスデータ
2015/9/25
1年騰落率(8月の月報より)ベンチマークは?
ファンドベンチマーク
M
S
C
I





eMAXIS新興国株式-11.1%-11.9%+0.8%「配当相当分を含まないインデックス。」
SMT 新興国株式-10.8%-11.9%+1.1%「べンチマークが配当相当分を含まない指数である…」
インデックスファンド海外新興国株式-10.9%-11.9%+1.0%おそらく配当含まない。
Funds-i 新興国株式-10.7%-9.4%-1.3%配当込み
i-mizuho 新興国株式-9.5%-11.9%+2.4%「ベンチマークには配当金の受け取りが反映されない」
三井住友
DC新興国株式
-11.0%-9.4%-1.6%配当込み


なぜか、i-mizuho新興国株式インデックスの1年騰落率が-9.5%で一番良くなってます。

しかし、インデックスファンドは、適切な価格で売買するためにトラッキングエラー(指数との乖離)が小さい方が優秀だとされるので、これだけでi-mizuho新興国株式が一番とは言えません。

そこで月報を見てみると、配当を含まないベンチマークは-11.9%で+2.4%も上方乖離してます。
上ブレとはいえ、これではインデックスファンドとしては問題アリです。

しかし、ためしに配当を含まないインデックスと比べてみるとどうでしょう?
(-9.5%)-(-9.4%)=-0.1%で、コスト分くらい下回ってるようなイメージじゃないですか?

これはやっぱり、吊ら男さんの言うところの、

現実的には、先に書いたような「本気で配当なし指数に連動を目指しているファンド」は無いと思います。大体は、配当なしの指数を連動対象と掲げていながら、運用上は配当込みの指数へ連動を目指しています。



ということなんでしょうね?

それにしても、決してコストの安くないi-mizuho新興国株式インデックスの騰落率がなぜか一番いいことが気になりました…
これからも観察していきます。


この記事に関するツイートはコチラまで。

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当記事は、2015年09月27日のものです。
同一カテゴリの最新情報は、「新興国株式日記」のトップをご覧ください。


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2 Comments

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.01.14 22:40 | [edit]
ますい画伯
「Re: No Subject」
名無しさん

勉強になります。
でも、i-mizuho新興国株式インデックスはちょっとよくわかりませんね。
資産額も小さいし、償還日も決まってるし、あまりいいとこないですね。

コメントありがとうございました。
2016.01.17 00:24 | URL [edit]

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