グローバル・ソブリン(毎月決算型)、略してグロソブです…
リート王は売ってませんが、このままだとずっと普通分配でしばらく変化がなさそうなので、企画のためにグロソブも買ってみました。
分類 | データ 2015/5/15 | 信託報酬(税込) | 信託財産 留保額 | 純資産 (億円) | トータルリターン(1年) | |
目論見書・月報 | 実質コスト | |||||
イ ン デ ッ ク ス | SMT グローバル債券 | 0.54% | 0.57% November 2014 | 0.05% | 134.9 | 11.6% |
eMAXIS 先進国債券 | 0.65% | 0.66% January 2015 | 0% | 120.1 | 11.6% | |
外国債券 インデックスe | 0.54% | 0.56% February 2015 | 0% | 40.3 | 11.6% | |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ 外国債券 | 0.41% | 0.50% November 2014 | 0% | 24.0 | 11.7% | |
毎月 分配 | グローバル・ソブリン(毎月決算型) | 1.35% | 1.35% November 2014 | 0.5% | 9751.3 | 13.5% |
- グロソブは、シティ世界国債インデックス(日本を含む)をベンチマークにしているアクティブファンドですので、比較は参考までにしてください。
- その他のインデックスファンドは、日本を含まないシティ世界国債インデックスです。
これからの毎月分配型企画は、そのときの気分と状況に合わせて、「グロソブ」か「リート王」かのどちらかを取り上げていきます。
グロソブのチャートを見てみましょう。
モーニングスターから引っぱってきて、自分でだいたいの分配金を書き込みました。
全期間で、合計約8,000円以上の分配金を出してます。

分配金の漸減と共に5兆円を超えていた純資産も少なくなり、今は1兆円を割っています。
証券会社の窓口で、「分配金が下がったから、次はこの○○リートに乗り換えましょう。」なんていう回転売買商法が行われたんですかね?
トータルリターンよりも安定した分配金の方を重視するという人もいるかもしれません。
分配金を受け取るのが楽しみ、安心、という投資法を否定するわけではありません。
細々とお金を返してもらいたい人には、こういう毎月分配型がフィットするのでしょう。
しかし、5,000円そこそこの基準価額で、今後同じレベルの分配金を出し続けられますかね?
もしも分配金額が下がるなら、これ以上の資金流失は避けられないような気がします。
ベンチマークと比べると…

こう見てみると、意外と好成績です…
ここ数年を切り取ってみると、ベンチマークを上回ってます。
約8,000円の分配金を出しているので、実際には上のチャート(青線)のようには増えませんけど…
毎月分配型企画として、1万口購入しました。

銘柄 | 日付 | 5月19日 | |
毎 月 分 配 型 企 画 | 国際 グローバル・ソブリン・OP (毎月決算型) 略称:グロソブ @SBI証券 (決算日)毎月17日 | 基準価額 個別元本 保有口数 投資金額 元本払戻し | 5,774 5,783 10000口 ¥5,783 ¥0 |
評価損益 普通分配 税金 | ¥-38 ¥20 ¥4 | ||
合計 | ¥-22 |
今回も、1万口ちょうどの購入です。
約定日の基準価額が5,783円だったので、個別元本も投資金額も5,783円です。
17日に、1回目の分配金が20円出ましたが、普通分配だったので税金も引かれました。
そして、現在の評価損益は(信託財産留保込みで)わずかにマイナスになりました。
もしかして、毎月分配型は分配金をもらった上に、こういう場合は損益通算もできるから節税になってお得、なんて思ってる人はいませんか?
確かに、損益通算はできますがそれは損をしてるのだから普通のことです。
損益通算できたとしても、普通分配として先に納税してる分があるので、「分配金をもらった上に」というお得感は当てはまりません。
元本払い戻しの場合は個別元本も下がるので、基準価額が下がっても損失は大きくなりません。
これは特例や優遇などではなく、逆に、税制上の損失を大きくさせないための措置です。
いずれ元本払い戻しが出たら、またこのことについて書いてみます。