インデックスファンドは関係ない?
少なくとも自分は聞いたことがなかったので、関係ないと思ってました。
しかし、「インデックスファンド 繰上償還」で検索してみると、あったんですね…
自分のような者がぬくぬくとインデックスに乗っかってられるのも、水瀬さんのような先人の歴史があっての事なのかもしれませんね。ありがたやありがたや…
ですが、このようにインデックスファンドでも繰上償還される可能性はあるということですよね。
目論見書で調べました。
繰上償還されるかもしれない、受益権口数の下限を表にまとめました。
赤字は、2015年2月1日現在その基準を下限を下回ってしまっていることを表します。
(最新の受益権口数については、アセットクラスごとの毎月の日記をご覧ください。)

- 2015年10月17日訂正:この時点でニッセイTOPIXはファンド自体がまだ設定されてなかったので、「無」→「-」に訂正しました。
(現在はファンドが設定されて、繰上償還は「30億口を下回っている場合等」となってます。) - 数字の単位は「億口」、DCシリーズだけは「億円」です。
- 「-」はファンド自体がなし、「無」は繰上償還基準の数値設定がありませんでした。
- (3年)とあるのは、設定後3年経った時点でという条件付きです。(3つともまだ2年弱。)
どうやら、アセットクラス別にどうこうではなく、各シリーズ間でだいたい横並びなんですね。
こう見ると、運用年数が長くて純資産総額の多いSMTとeMAXISシリーズは全てクリアしてます。
DC派生のものには、繰上償還の数値基準は設けない習わしなんですかね?
この中で目立つのは、野村さんのFunds-i シリーズで、日経225以外はすべて、受益権口数が基準の下限を下回ってました。
いつか必ずそうなるという訳ではないんでしょうけど、気にはなりますよね。
最後に
投資信託と長く付き合うためには、コストもそうですが、繰上償還リスクの低い、純資産総額が大きいファンドを選ぶ事も重要です。
(Funds-i シリーズも、他のインデックスファンドに負けないくらい低コストです。天下の野村さんが本気を出せば、あっという間に人気が出るでしょう。本気さえ出せばですけど…)
これからも、受益権口数の動きについては、時々記事にしていきます。