豪ドルMMFはどこで買うのが無難?
SBIネット銀行で豪ドル預金を仕入れてSBI証券に移すのが手数料最安ですが、これだと手間もかかりますし、外貨預金を介すことになります。
そうなると、この中で最も無難で使いやすいのは、円で直接買えて手数料が安く積み立てもできる、カブドットコム証券(以下、カブコム)でしょうか。
自分は、最初はカブコムとマネックスで同額ずつ積み立て、途中でマネックス分は全売却しましたが、カブコムの方は豪ドル/円の動きを見ながらぼちぼち買い足しています。
と、ここまで書いたときは、今月もいつも通りの豪ドルMMF日記になる予定でした。
しかし、急に全売却することに決め、妖怪ひつじのセリフも書き換えました。
まずは売却結果から

MAXで174万円という(自分にとっての)大金を投資してたので、たまたまとはいえ、これだけの利益が出てホッとしてます。
ただ、先月末に決めていたマイルール通りに半分売るべきだったなという後悔はありますが、欲を言えばきりがありません…
売却した理由は5つ!
1.こんなに豪ドル必要?
これはそのままで、例えばシティ世界国債インデックスでも約1.7%しか豪ドルを含んでません。海外債券クラスを10%持つことにしたとしても、厳密にはアセットアロケーションの中で豪ドルは0.17%でいいはずです。
インデックス投資を標榜しつつ、これに執心するのは無理があるなとずっとモヤモヤしてました。
2.高金利通貨は大丈夫?
高金利通貨は値動きも激しいですし、そもそも高金利イコール有利だという考えは危険です。為替レートというのは、どれだけの商品やサービスが買えるか(購買力平価)で決まりますが、高金利通貨の金利差分も長期的には為替レートで相殺されます。
自分のような素人が、為替でこの利益を得ただけで十分満足です。
3.コストが高いよ…
最初からわかっていましたが、為替手数料も管理報酬も高いです。最安水準のカブコムでも、片道60銭の為替手数料(今のレートで約0.60%)を取られます。
日興外貨MMFの管理報酬も年率0.91%(上限)かかります。
4.為替差益非課税は今年いっぱいだよ!
これが一番の理由です。来年から税制改正され、外貨建てMMFのメリットが大きく損なわれます。
年内に売るつもりでいるのなら、早い方がいいのかなとふと思いました。
注:年末の時点での為替差益がどのような扱いになるのか、自分もまだ把握していません。
5.投資もブログもシンプルに
外貨建てMMF日記は米ドルだけにして、豪ドル日記は不定期の更新としていきます。昨年末から、金の果実を売り、Funds-i 新興国債券ヘッジ型を売りました。
Funds-i 外国株式ヘッジ型も売ったので、後日記事にする予定です。
ブログ運営とのバランスを考えつつ、投資方針をわかりやすくシンプルにしていきます。
最後に
これで、毎月定期更新している日記が3つ(金、新興国債券、豪ドルMMF)減りました。
定期の積み立て日記だけではともすれば単調になりがちなので、もっといろんな種類の記事やイラストをはさんで変化をつけていく予定です。