駆け込みで、第57回個人向け国債変動10を購入

(利率は、小数点以下第三位を四捨五入。2015年の利子は、受け取り予定額です。)
ラダー戦略3年目になります。
今年はキャンペーン金額の500円の違いにこだわって、インターネットで100万円分購入すれば3,500円もらえる野村證券で購入しました。
シミュレーション
15年後から再投資をやめて満期金を受け取ることにします。
これで、直近の利率の税引前0.31%(税引後0.25%)がずっと続き、100万円購入毎にキャンペーンで3,500円の現金をもらえたと仮定したときのグラフを作ってみました。

拘束金額はMAX1000万円で、元金がすべて返ってくるのは24年後です。
実際には半年ごとに利率も変わりますが、一応これで+426,423円の利益になるイメージです。
キャンペーンまで加えているのは当ブログのご愛嬌…
しかし、この0.31%という利率は半年ごとに変動していきます。
初回適用利率の推移

第35回から、適用利率が「基準金利-0.80%」から「基準金利×0.66」に変わりました。
しかし、第34回以前の個人向け国債の変動利率は「基準金利-0.80%」のままで、今でもこの紫色の利率が適用されています。
第34回個人向け国債変動10は今こうなってます。

赤く囲った丸は、個人向け国債の適用利率下限である0.05%が適用されています。
金利の動向はわかりませんが、これならSBIネット銀行のハイブリッド預金(現在、税引前0.1%)の方がよっぽどましです。
これを解約するには直前2回分の利子分である0.05%(税引前)のペナルティが引かれますが、ハイブリッド預金なら1年でほぼ元が取れますし、流動性も保たれていいかもしれません。
それとも新しい個人向け国債に乗り換え?
現在の基準金利は0.47%なので、第34回以前は0.05%、第35回以降は0.31%になってます。

基準金利がだいたい2.35%を超えない限りは新しい「基準金利×0.66」の方が有利なので、新しい個人向け国債変動10に乗り換えもアリかもしれません。
その場合は、0.05%(税引前)のペナルティーと、めんどくささと、残り利払い回数と、今から10年拘束されてもいいお金かどうかとのバランスで悩みそうです…