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SBI証券で外貨建MMF円貨決済サービスが始まったので、米ドルMMFをまとめます。

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SBI外貨MMF


SBI証券で、外貨建てMMF円貨決済サービスが開始されました。
円貨で直接外貨建てMMFを購入できると、外貨預金を介さなくて済むので為替差益が非課税になるというメリットがあります(2016年に税制改正されるまでの間)。


米ドルMMFまとめ


銀行
証券会社
為替
手数料
積立商品備考



M
M
F
ソニー銀行±0.15日興外貨預金を介して購入。為替手数料優遇ステージあり、外貨預金は積み立てあり。
松井証券±0.20×GSゴールドマン・サックス(GS)米ドルMMFのみ
カブドットコム証券±0.20日興銀行引き落しに対応
マネックス証券±0.25日興月中平均残高の0.08%のポイントが付与(積立購入分だけ)
楽天証券±0.25×日興
GS
シティバンク銀行へ出金(有料)すれば外貨のまま出金できるが、今後どうなるかは不明。
SBIネット銀行±0.09×なし米ドルをSBIカード決済に充当できる→コチラ。外貨を無料でSBI証券に移動できる→コチラ
SBI証券±0.25×日興、GS
ノムラ
外貨建てMMF円貨決済サービス開始!


略語の説明と利回り


略語正式名称管理報酬
(上限、年率)
年換算利回り
(直近7日間)
日興ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド0.91%0.109%
GSゴールドマン・サックス0.85%0.007%
ノムラノムラ・グローバル・セレクト・トラスト0.66%0.204%

これはあくまで過去の利回りで、将来が約束されたわけではありませんが、こう見るとノムラ・グローバル・セレクト・トラストが一番利回りがいいようです。

上の2つの表を、箇条書きで簡単にまとめます。

  • ソニー銀行は外貨預金を介すので避けたい。
  • 松井証券は手数料が安い(20銭)が、利回りが低いゴールドマン・サックスのみ。
  • カブコム、マネックスは使いやすくバランスがいい。楽天は積み立てできない。
  • SBIネット銀行では外貨MMFの取り扱いはないが、為替手数料がこの中で最安(9銭)。
    SBI証券に無料で移せるので、SBI証券で外貨建てMMFにするという方法もあるが、外貨預金を介するので為替差益に課税される場合がある。
  • SBI証券で円貨決済サービスが始まったのは大きいが、非課税になるのも2016年までの事。
    この中で利回りのいいノムラ・グローバル・セレクト・トラストを扱ってるのはSBI証券のみだが、為替手数料は最安ではない(25銭)。


これらの為替手数料の差は実際には軽微なので、為替差益非課税>>利回り>利便性>手数料、ぐらいの順番で総合的にみるのがいいかもしれません。
自分が現在の税制の中でやるとしたら、カブコムで自動積み立てか、SBI証券で円貨から直接ノムラ・グローバル・セレクト・トラストの買い付けが無難かなと考えます。


注:始める時期がいつがいいかは為替が読めないので言えません。今ではない気がしますが…



ですが、実際にやってるのはコチラ…


米ドルMMF141202


銀行
証券会社
項目月末再分配今月の積立
SBIネット銀行

SBI証券
USD(MMF)
レート(仲値)
取得金額
評価損益
$0.19



なし



$2499.41
$119.65
¥250,965
¥+47,865
カブドットコム証券売却損益(全売却)
米ドルMMFを全売却、SBIネット銀行で取引開始!(Jun.2013)
¥+63,392
マネックス証券売却損益¥+62,556
損益合計¥+173,813


  • グラフと表中のレートは、カブドットコム証券から引用した米ドルMMFの仲値です。
  • 評価損益は、帰りのスプレッドまで含めた概算です。



今月も積み立てはお休みしました。

どうせ2016年から外貨建てMMFの為替差益に対して課税されるなら、SBIネット銀行の安い為替手数料を経由してSBI証券で買っておいた方がいいのではないかと考え、方針変更してます。

円貨決済サービスが始まりましたが、この米ドル預金を介して買ったMMFを、直接円貨に戻したら為替差益は総合課税の対象になるんですかね?
長くなったので、税金と確定申告については次回にします。



最後に


外貨預金を介すと確定申告が必要になる場合があったり、外貨預金にしてある期間は少しでも預金保険の対象外であったりすることには注意が必要です。


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当記事は、2014年12月23日のものです。
同一カテゴリの最新情報は、「外貨建てMMF」のトップをご覧ください。


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