略語の説明と利回り
略語 | 正式名称 | 管理報酬 (上限、年率) | 年換算利回り (直近7日間) |
日興 | ニッコウ・マネー・マーケット・ファンド | 0.91% | 0.109% |
GS | ゴールドマン・サックス | 0.85% | 0.007% |
ノムラ | ノムラ・グローバル・セレクト・トラスト | 0.66% | 0.204% |
これはあくまで過去の利回りで、将来が約束されたわけではありませんが、こう見るとノムラ・グローバル・セレクト・トラストが一番利回りがいいようです。
上の2つの表を、箇条書きで簡単にまとめます。
- ソニー銀行は外貨預金を介すので避けたい。
- 松井証券は手数料が安い(20銭)が、利回りが低いゴールドマン・サックスのみ。
- カブコム、マネックスは使いやすくバランスがいい。楽天は積み立てできない。
- SBIネット銀行では外貨MMFの取り扱いはないが、為替手数料がこの中で最安(9銭)。
SBI証券に無料で移せるので、SBI証券で外貨建てMMFにするという方法もあるが、外貨預金を介するので為替差益に課税される場合がある。 - SBI証券で円貨決済サービスが始まったのは大きいが、非課税になるのも2016年までの事。
この中で利回りのいいノムラ・グローバル・セレクト・トラストを扱ってるのはSBI証券のみだが、為替手数料は最安ではない(25銭)。
これらの為替手数料の差は実際には軽微なので、為替差益非課税>>利回り>利便性>手数料、ぐらいの順番で総合的にみるのがいいかもしれません。
自分が現在の税制の中でやるとしたら、カブコムで自動積み立てか、SBI証券で円貨から直接ノムラ・グローバル・セレクト・トラストの買い付けが無難かなと考えます。
注:始める時期がいつがいいかは為替が読めないので言えません。今ではない気がしますが…
ですが、実際にやってるのはコチラ…

銀行 証券会社 | 項目 | 月末再分配 | 今月の積立 | 計 |
SBIネット銀行 ↓ SBI証券 | USD(MMF) レート(仲値) 取得金額 評価損益 | $0.19 | なし | $2499.41 $119.65 ¥250,965 ¥+47,865 |
カブドットコム証券 | 売却損益 | (全売却) 米ドルMMFを全売却、SBIネット銀行で取引開始!(Jun.2013) | ¥+63,392 | |
マネックス証券 | 売却損益 | ¥+62,556 | ||
損益合計 | ¥+173,813 |
- グラフと表中のレートは、カブドットコム証券から引用した米ドルMMFの仲値です。
- 評価損益は、帰りのスプレッドまで含めた概算です。
今月も積み立てはお休みしました。
どうせ2016年から外貨建てMMFの為替差益に対して課税されるなら、SBIネット銀行の安い為替手数料を経由してSBI証券で買っておいた方がいいのではないかと考え、方針変更してます。
円貨決済サービスが始まりましたが、この米ドル預金を介して買ったMMFを、直接円貨に戻したら為替差益は総合課税の対象になるんですかね?
長くなったので、税金と確定申告については次回にします。
最後に
外貨預金を介すと確定申告が必要になる場合があったり、外貨預金にしてある期間は少しでも預金保険の対象外であったりすることには注意が必要です。