三菱UFJ投信株式会社のホームページには…

これを見て、0.1%かかるものだとすっかり信じて疑ってませんでした。
しかし、Twitterにおいて正統派ブロガー御三方からご指摘をいただき、誤りに気づきました。
みなさんアリガトウございます。
まずは、水瀬ケンイチさん(@minasek)です。
「そのETFの信託財産留保額は、中の人たちが設定・解約する時の話で、私たち市場で売買する投資家にはかからないものですよ。」
このときは、自分にはまだ何のことかピンときてませんでした。
ホームページにはちゃんと書いてるし…とか思ってると、この方の登場です。
『ひと手間くわえた積立投資で資産形成』という、一目見ただけでこことは違うステージにあることがハッキリわかるブログの運営者、森村ヒロさん(@HiroD51、OPV)です。
「ETFの目論見書ややこしいですよね。指定参加者などの中の人向けと、市場で売買する人向けが区別されてないので。ETFの市場での売買は受益権のやり取りだけで、信託財産を崩してるわけではないので留保は発生しないと理解してます。」
なぜそんなことを知ってるんでしょう?
そして、見るに見かねた吊ら男さん(@tsurao)も、当該記事を紹介してくださりました。
「MAXIS海外株式(1550) の運用形態は、資産規模が大きく連動性の高い運用実績を有するこの「外国株式インデックスマザーファンド」を活用する形で、ファンド・オブ・ファンズ形態で行う。このため、ETFの組成と解約は現物株を拠出して現物株に交換するのではなく、現金設定・現金解約の仕組みを採っている。ETF解約時の費用として信託財産留保額(0.1%)が発生するが、これはETFを組成した投資家が解約する際に負担するコストであり、取引所で換金売り注文を出す一般投資家には関係しない。(マネーライフより一部抜粋)」
ホームページに書いてあった信託財産留保額は、ファンド・オブ・ファンズ方式で、中でマザーファンドに投資する人達が払ってたんですね…
一般投資家である自分が実際に売却しましたが、確かに信託財産留保額は引かれませんでした。
まとめ
@masuitousi @minasek 1550も中の人が解約する場合は留保があるように読めました(よく読まないとFoF の部分と取り違えてしまいそう)。いずれにしろ、ETF=上場投信の市場での売買は受益権の売買なので普通の投資家には関係ないという認識で良さそうですね。
— 森村ヒロ (@HiroD51) 2014, 10月 7
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)ETFを売却しても信託財産留保額はかかりません。
当ブログの過去記事は、可及的速やかに訂正していきます。
申し訳ありませんでした。