(色々あって、ここでは税金は考慮しないことにします…)

1万円投資 → 基準価額が100円上昇してから100円の分配金が出た → 再投資という流れです。

また、基準価額が100円上昇してから100円の分配金が出て再投資をするという繰り返しです。

3回繰り返すと、10201+102.01=10303.01円(あえて小数点以下まで計算)となります。
どうです?
複利効いてますよね?
こりゃ大発見!なんて、これにだまされるような人は、もう一度勉強して正しいことを広めてもらいたいと思います。
たしかに複利は効いてますが、そんなの当たり前なんです。
・基準価額が1万円の時に100円(1%)上昇してます。
・分配金の再投資なんて、それ自体は税金が引かれなきゃプラスマイナスゼロです。
この2つを繰り返すことによって、1.01×1.01×1.01×…となり、複利が効いてきます。
Excelを使って試算すれば、100回分配しても1.01の100乗と全く同じになります。
分配金のおかげではありません。
ちなみに、これが無分配だった場合に基準価額が同じように上昇したとすると、
10000×1.01×1.01×1.01…
で全く同じですからご安心ください。
こちらでは、少し違うパターンのシミュレーションもしています。
↓
難しかったですかね?
次回は、分配金が元本払戻しだった場合について考えてみます。