毎月分配型の分配金は、無分配型の定期解約とホントに同じ? | ますい画伯とインデックス投資?

ますい画伯とインデックス投資?
インデックス投資をコツコツ実践していくブログです…

毎月分配型の分配金は、無分配型の定期解約とホントに同じ?

CM:0 

分配金の分だけ基準価額が下がってます


何度も書いてますが、分配金をもらうのは、ATMからお金をおろすのと同じです。
自分の損益がプラス(普通分配)だろうがマイナス(元本払い戻し)だろうが、必ず分配金の分だけ基準価額は下がるからです。

よくわからない方は、こちらをご覧ください。

まさか、分配金利回りイコール金利だと思ってないですよね?
まさかまさか、毎月の分配金目標は○○万円!とか掲げてみたり、これをあてにして住宅ローンを組んでみたりしてないですよね?
(自分は、そういうことを書いているブログが大好きです…性格悪い?)

今回のテーマは「毎月分配型の分配金は、無分配型の定期解約とホントに同じ?」です。
以前にも少し書いたことがありますが、基本的なことなのでおさらいします。


分配金と解約は同じ?


まず、基準価額が10,000円のファンドに100万円投資したとします。
基準価額が11,000円になり、10万円の含み益が出たところからスタートします。

毎月分配型130912

左が無分配型投信を1万口売却した場合、右が毎月分配型投信で110円の分配が出た場合です。
どちらも、返ってくる金額は同じ11,000円です。
ここまでは、毎月分配型の分配金は、無分配型の定期解約と同じです。

違うのは、左は確定利益が1,000円ですが、右では11,000円すべてが確定利益です。
この時点で払う税金は、毎月分配型の方が多くなります。
(もちろん、無分配型なら売却しなければ課税されるタイミングを先送りできます。)


軽減税率も終了した今、課税されるタイミングが早ければ早いほど運用が非効率になっていくことなんて言うまでもないですよね?

これは課税されるタイミングの話しであって、分配金をうまく回して自分は儲けられるとかいう種類の反論はご勘弁ください…



最後に


自分は毎月分配型をやってる人が嫌いなわけではありません。
証券業界全体から見ると、そうやって手数料を落としてくれる人の存在は必要なのでしょう。

ただ、こんな駄ブログに指を運んでくださった皆さんの中に毎月分配型をやってる人がいるとするのなら、ホントにそれでいいんですかと問いかけたいのです。

余計なお世話でしたかね…


この記事に関するツイートはコチラまで。

Twittericon.jpg
当記事は、2014年01月31日のものです。
同一カテゴリの最新情報は、「毎月分配型について」のトップをご覧ください。


スポンサーリンク

0 Comments

コメントする





管理者にだけ表示を許可する

TRACKBACK▼
https://www.masuitousi.com/tb.php/668-f4ed5925