分配金の分だけ基準価額が下がっている?(Nov.2013)
分配金の再投資とは
つい先日のエントリーで、分配金を再投資するのがどういう行為なのかについて書きました。
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毎月分配型をやってる人にとってはショッキングなことを書いたつもりだったのですが、意外にもコメントは数件しかありませんでした。その原因としては以下のようなことが考えられます。
1)そもそも、当ブログの読者には毎月分配型をやってる人が少ない。
2)めんどくさいからシカト。
3)自分の文章力不足で上手く伝わってない。
4)分配金は受け取りにしてるから、自分は関係ないと思っている。
5)正論なので言い返せない。
1)や2)なら仕方ありませんが、少なくとも5)の素直に受け入れられた感触はありません。
多いのは、おそらく3)の力不足か、4)の勘違いでしょう。
そこで、さらに基本的なことを、このエントリーに起こしてまとめることにしました。
今回のテーマは、「分配金の分だけ基準価額が下がっている」です。
分配金の分だけ基準価額が下がっている
どうです、この超基本的なテーマ?
世の中でこれだけ毎月分配型が売れているのは、このこと(この意味)が理解できていない人が実はけっこういるんじゃないかと思ってしまいます。
下の図をご覧ください(今回は分配金を受け取るまでです)。

(a)現在の基準価額は10,000円、評価額は100万円だとします。
(b)100円の分配金が出て、基準価額は9,900円になりました。
そうです、あなたが分配金をもらうたびに、その分だけ基準価額も評価額も下がってます。
それが、普通分配であろうと元本払戻し(特別分配)であろうと同じです。
しつこいようですが、これはATMからお金をおろしているのと一緒です。
ただし、もちろんATMからお金をおろすことを否定するつもりはありません。
毎月の給料や年金だけで足りないという人はこれで補えばいいと思いますが、自分はわざわざ毎月返してもらう必要性を感じないというだけです。
当ブログにお越し頂いているような物好きな方には、退屈なお話だったかもしれません…
この記事に関するツイートはコチラまで。
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当記事は、2013年11月04日のものです。
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