東京五輪を追い風に、年内に売却?リバランス?クロス取引?リレー?(Sep.2013) | ますい画伯とインデックス投資?

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東京五輪を追い風に、年内に売却?リバランス?クロス取引?リレー?(Sep.2013)

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2013年末で10%軽減税率が終了して20%になり、2014年からNISA(少額投資非課税制度)が始まります。
話題性から新しい制度にばかり目が行きがちですが、NISAで運用できるのは投資額のうちごく一部で結局は増税になる、という方も多いのではないでしょうか?

東京五輪決定が追い風になってまた大きく動くかもしれないこの相場の中で、残された4ヶ月の間に何かやっておくべきことはないのか?
アベノミクスで含み益の出ている自分の今の状況下で、思いつくのはこの4つです。


1.年内になるべく利益確定する。

2.年内にリバランスする。

3.年内にクロス取引する。

4.年内に投資信託からETFにリレーする。


これらについて、考えてみます。


1.年内になるべく利益確定する。
シンプルに、年内に売るだけで税金は安く済みます。
駆け込みで利益確定をする方も多いのではないでしょうか?

しかし、年内に売却しなくても、来年以降に評価益が増えれば増税分がトントンかそれ以上になる場合があります。
それは、10%の税金を引かれると評価益は90%になり、20%引かれると80%になるので、0.9/0.8=1.125で、売却時に今年の1.125倍以上の評価益が出てる場合です。

(例)
利確130903

もちろん、ファンド(アセットクラス)によって期待リターンやリスクは違うので、これだけで一概には言えませんが、慌てて売らなくても1.125倍の評価益で取り返せるということです。
自分は、長期投資の観点からも、増税を回避するためだけに売るということはしません。


2.年内にリバランスする。
近々リバランスする予定があるなら、どうせなら年内がいいかもしれません。
ちょうど、shimoさんが記事にされています。


これは見習うところがありそうです。
自分も、年内に同じようなことをするかもしれません。


3.年内にクロス取引する。
売却して先に税金を払っておき、すぐにまた(税引後の)同じ金額で買い戻すという方法です。
こちらのエントリーで検証しています。


これを見ると、クロス取引によって得をする場合はもちろんありますが、自分はこの時ほどの評価益でも出ていない限り、手間をかけて動く気にはなりません。
やはり、クロス取引はやめておきます。


4.年内に投資信託からETFにリレーする。
夢見る父さんさんが上手に取り引きされています。


しかし、このように通算できる損失があるならやってもいいかもしれませんが、夢見る父さんさんも言及されているように、プラスの時にリレーするのは余計な税金を払うことになる場合も出てくるので注意が必要です。
自分は、投資信託をわざわざETFにリレーすべきかどうかの時点でまだ迷っていますが、もしやるなら年内にするかもしれません。


ここまで考えてみましたが、いかがだったでしょうか?
素人運用に悩みは尽きません…
東京五輪決定から、軽減税率延長の終了、NISA導入の流れの中で、他のブロガーの皆さんがどのような動きをするのか、しないのか、それを読ませてもらうのを楽しみにしています。


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当記事は、2013年09月08日のものです。
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