
(感想)
最近の相場を見ていると、毎月「利益確定」が頭をよぎります。
しかし、コアに据えているインデックスファンドの安易な利益確定はしません。
次に、スポット購入をしているカブコムのフリーETFです。

極端ですが、この3つの国内株式クラスの資産をすべて売却すると、利益は+100万円を超えるようになってきました。
しかし、こんなところで利益確定してもいいのでしょうか?
ここで、インデックスをコツコツ積み立て始めたばかりの素人投資家が、相場のおかげで出たラッキーな利益を確定させたらどうなるか、考えてみます。
(相場や為替の動きは自分には読めないというのが大前提です。)
1.売却した後に、ずっと上昇相場が続いた場合
たとえ一部でも利益確定をしてしまうと、やはり安く売って高く買うことには抵抗を感じるので、それより高値では積み立てることをためらってしまいます。
そうすると、上昇相場において行かれて後悔することになります。
2.売却した後、横ばいだった場合
この場合はまた積み立てを再開しようかなという気にもなりますが、それではまず売った意味がわからなくなります。
意味があるのは、先に税金を払っておきたい事情があるときくらいでしょう。
3.売却時が、自分が相場にいる期間中の最高値であった場合
この場合のみ結果オーライです。相場が落ち着いたと自分が思った時点から、そのアセットクラスに投資を再開していってもいいでしょう。
しかし、未来はわかりません。
こんなキャピタルゲインを狙いに行くのなら、最初から平均を取りに行くインデックス投資なんかやめて、もっと違ったリスクの取り方をした方が夢があるかもしれません。
(まとめ)
「安易な利益確定は、資産を積み上げる過程で心理的な障害になることがあるのでは?」
また、「今確定しようとしている利益は、これから働いて稼ぐお金の何パーセントにあたるんだ?今そのお金は必要か?」と、誘惑に負けそうな自分に問いかけて終わりにしたいと思います。
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