毎月分配型はお好きですか?(Feb.2013) | ますい画伯とインデックス投資?

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毎月分配型はお好きですか?(Feb.2013)

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よく見る構図



毎月分配型 ⇔ 無分配型

アクティブファンド ⇔ インデックスファンド


これについての議論をいろいろなところで見かけます。
自分は、毎月分配型もアクティブファンドも少額ですが購入しているので、なんなんだこいつはと思ってる方もいらっしゃるかもしれません。
ここで、自分の考えをまとめておくことにしました。

あ、一応最初に言っておきますが、この構図に決着をつけようなんて大それたものではなく、あくまで自分の考えですのであしからず…


まず、毎月分配型 ⇔ 無分配型



毎月分配型

  • 普通分配は自動で行われる利益確定であり、その都度税金がかかる。
  • 元本払い戻しはそれ自体は損でも得でもないが、払った信託報酬と、購入手数料を払っていればその分だけ損。
  • 毎月分配型は世の中では売れているはずなのに、扱っているブログはなぜか少ない…
  • 毎月、投資資金を小分けに返してもらいたい人にとっては、一つの選択肢だと思う。だが、それをお小遣いだと思ってしまうのは危険だし、それを生活費に充てないといけないなら、投資にお金を回しすぎの可能性がある。


無分配型

  • まれに、予想に反して少額の分配が出ることもある。
  • 分配せずに内部留保した方が効率的で複利効果も働くとよく言われる。
    が、それは相場や運用次第?
  • 自分は、投資資金を分配金として小分けに返してもらう必要性を全く感じていないので、無分配型の方が好きである。





次に、アクティブファンド ⇔ インデックスファンド



アクティブファンド

  • 概してコストが高いが、高いリターンも望める。
  • もちろん、インデックスを上回るアクティブファンドも存在するが、長期間それを選び続けるのは困難である。


インデックスファンド

  • それほど高いリターンは望めない。
  • インデックスで自分が損をするときには、世の中の大半の人も損をしてるんだろうという、精神的な余裕を持って投資できる。(ダメ?)
  • 少ない資金で広く世界分散投資がしやすい。





最後に


インデックス投資の有用性については、詳しくはこちらの超良エントリーをご覧ください…


最後の最後で、水瀬ケンイチさんのブログを引用させていただきました。
自分は、無分配のインデックスファンドを投資のコアに据えています!


この記事に関するツイートはコチラまで。

Twittericon.jpg
当記事は、2013年02月03日のものです。
同一カテゴリの最新情報は、「毎月分配型について」のトップをご覧ください。


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7 Comments

名無し
「No Subject」
 無分配型の「が、それは相場や運用次第?」について
適切でないと、私は思いますので、指摘させていただきます

 騰落率について
無分配型の方が高くなるのは、騰落率が正の時、
分配型の方が高くなるのは、騰落率が負の時です
(税金を無視し、文字式で計算すれば、わかります)
 したがって、利益を大きくしたい人は無分配型
損失を小さくしたい人は分配型になります

 蛇足になりますが、
この「損失を小さくしたい」が合理的でないと批判されます
そうであれば、はじめから、投資資金を減らす、
あるいは、低リスク資産に多く振り分ける、を実行した方が、
信託報酬分だけ、確実に安くなると考えられるからです
(低リスク資産ほど、信託報酬が安い傾向にある)
2013.08.25 00:39 | URL [edit]
名無し
「No Subject」
言葉足らずになっていて、すいません
正確に書きます
分配金を出した後の騰落率が正(負)の時、
全体での騰落率が高くなるです
2013.08.25 01:59 | URL [edit]
コツコツ麻酔科医
「Re: No Subject」
このような拙いエントリーに対してご指摘ありがとうございます。

無分配でも、相場や運用次第では複利が効かない場合もあるのでは?という意味で書いたのですが、わかりにくかったですね。
(それとも、無分配だと複利が効くから有利だとはっきり書いた方がよかったかな?)

>(税金を無視し、文字式で計算すれば、わかります)
> したがって、利益を大きくしたい人は無分配型
>損失を小さくしたい人は分配型になります

自分にはよくわかりませんが、税金を無視して文字式で計算すればそうなるんですね。
もう一度考えてみます。

>そうであれば、はじめから、投資資金を減らす、
>あるいは、低リスク資産に多く振り分ける、を実行した方が、
>信託報酬分だけ、確実に安くなると考えられるからです

それは自分もそう思います。
ご指摘ありがとうございました。

2013.08.25 19:50 | URL [edit]
名無し
「No Subject」
いえ、雑なコメントでもうしわけありません
返信いただいて、ありがとうございます

>税金を無視して文字式で計算すれば
わからなかったようで、すみません
数式を書く面倒くささと、理系なのでわかってくれるだろうということで省略しました
説明します

具体的に書くと
元本を1、元本に対する分配率を25%として、分配金と合わせた騰落率を計算します
分配後の騰落率を+20% (正)の時
分配型の騰落率は0.25+(1-0.25)×(1+0.2)=0.25+0.9=1.15=+15%
無分配型の騰落率は0+1×(1+0.2)=0+1.2=1.2=+20%です
よって、無分配型の方が高くなります
分配後の騰落率を-20% (負)の時
分配型の騰落率は0.25+(1-0.25)×(1-0.2)=0.25+0.6=0.85=-15%
無分配型の騰落率は0+1×(1-0.2)=0+0.8=0.8=-20%です
よって、分配型の方が高くなります

一般化して書くと
元本を1、元本に対する分配率をA、分配後の騰落率をBとすると
分配型の騰落率はA+(1-A)×(1+B)=A+1+B-A-AB=1+B-AB
無分配型の騰落率は0+1×(1+B)=1+Bです

無分配型の方が高くなる場合について
無分配型>分配型⇔1+B>1+B-AB⇔0>-AB
分配するのでA>0だから、⇔0>-B⇔0<B
したがって、騰落率が正の時となります
2013.08.25 21:51 | URL [edit]
コツコツ麻酔科医
「Re: No Subject」
ご指摘の通り理系ですが、わかりませんでした。
すみません。

要するに、結論は「利益を大きくしたい人は無分配型、損失を小さくしたい人は分配型になります」
でいいんですかね?

2013.08.25 22:20 | URL [edit]
名無し
「No Subject」
そのように私は思っています
なんらかの勘違いがあって、間違いである可能性もあります
投資判断は自己責任でお願いします

厳密に書くと、上にかいてあるように、
損失を小さくしたい人は投資資金を減らすだと思います


2013.08.25 23:34 | URL [edit]
コツコツ麻酔科医
「Re: No Subject」
お返事ありがとうございます。

> そのように私は思っています

やはり、それが結論でしたか。
分配されて投資元本が減っている分、その文字式のとおりになるのは当たり前ですよね?
税金も無視しない方がいいと思います。


> 厳密に書くと、上にかいてあるように、
> 損失を小さくしたい人は投資資金を減らすだと思います

それはその通りだと思います。


>「利益を大きくしたい人は無分配型、損失を小さくしたい人は分配型になります」

リスクの大小を、分配金のあるなしで判断するのは間違いだと思います。


最後に蛇足ながら、分配金はいかなる場合も基準価額からの切り崩しなので、預けたお金を少しずつ返してもらっているだけにすぎません。
分配金を生活費やおこずかいに充てる目的で分配金の多寡にとらわれて投資をするのは、明らかにそれを勘違いしている可能性があります。
(これは、質問していただいた貴方のことではありません。)


期待に添えるような回答になっていなかったらすみません。

毎月分配型が最近いろんなところで熱く議論されてるのがうらやましかったので、コメントをいただけて素直にうれしいです。
ありがとうございました。

2013.08.26 01:32 | URL [edit]

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