外貨建てMMFの為替手数料は割高?(Sep.2012)
米ドル・豪ドルMMFの積み立て
カブドットコム証券(以下、カブコム)とマネックス証券(以下、マネックス)で積み立てています。どちらも日興マネー・マーケット・ファンドです。
投入金額はそろえていますが、カブコムのほうが1ヶ月ほど早く積み立て始めたので、全く同じ条件というわけではありません。
(念のために、これはカブコムとマネックスのどちらがお得かという比較ではなく、自分がどちらをうまく利用できたかを検証しているだけです…)
米ドルと豪ドルを積み立てています。
ユーロはすべて売却しました。
カブコムは、例えば10,000円と金額指定をすると約定金額は9,999円になってマネックスと1円ずつ差がついてしまうので、10,001円と指定しています。
マネックスポイントも、外貨建てMMFに付与されたものについては記録していきます。
月中平均残高(円)×0.08(%)÷12(ヶ月)÷5 が、その月にもらえるマネックスポイントです。10マネックスポイントは50(Suica、T、nanaco)ポイントに交換できます。
マネックスでは、14:10~14:50の取引時間内であれば、リアルタイムで取り引き為替レートがわかります。積み立てするときにはそこまで気にならないかもしれませんが、まとまった口数を売却しようとするときには安心かもしれません。
外貨建てMMFには為替差益非課税という大きなメリットがありますが、証券会社によっては外貨を経由することによって非課税とならないところもあるらしいので注意が必要です。
なぜ外貨建てMMF?管理報酬が年率0.91%は高くない?なぜ比較?と疑問もあるかもしれませんが、温かい目でのぞきに来ていただければ幸いです。
今月の積み立て

(備考)
カブコムとマネックスの適用為替レートにグラフにしてわかるほどの大きな差はないので、カブコムだけグラフにしています。
(感想)
再分配も増えてきておりここまでの成績は順調に来ているように見えますが、帰りのスプレッドまで含めると豪ドルは意外とマイナスですね…
カブコムだと豪ドルで帰り-0.6円の為替手数料です。
これは、79.94円の売却レート(81.14-0.6×2)の約0.75%に当たります。
金額にして4,915円。
高いですね…
適用為替レートの差
カブコムとマネックスの購入時スプレッドと、先月の適用為替レートの差を表にしてみました。

(備考)
同じ日興マネーマーケットファンドですが、カブコムとマネックスでは適用為替レートが違うので、カブコムの方がスプレッドは安いにも関わらず、マネックスの方が購入時適用為替レートが安いこともあります。
(感想)
マネックスのキャンペーンを利用しつつ、マネックスポイントももらっていけば、カブコムとのスプレッドの差は埋まるのではないかと考え、これからも両社で積み立てて比べていこうと思います。
…ですが、これがもし本当なら、自分の長期投資は早くも方針を変更しなければいけなくなるかもしれません…
早めにソニー銀行に乗り換えておくか、外貨建てMMFはもうやめてしまうか?
やめてしまうとブログのネタが1つ減ってしまうので、悩ましいです…
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当記事は、2012年09月05日のものです。
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